(写真)田んぼアートの完成。今年の標語「好いとう(ハートマーク)今宿」
田んぼアートは稲を使って絵や文字を表現する東北地方で発祥した取り組み。
今年で2回めとなる同フェスタは支店青年部や女性部、地域住民、地元商協、JR九州からなる実行委員会を中心に半年前から企画と準備を行ってきた。
今年は約5000m2の田んぼをキャンバスに、赤米ともち米の2種類の稲を使って「好いとう(ハートマーク)今宿」という文字と赤とんぼのイラストを描いた。
田んぼアートを作るための準備として6月29日に行った田植えでは、美しい文字をかたどるため、前日に1文字ずつ計量し竹棒を差し込むという作業も行ったという。
◆額縁は彼岸花
景観をさらに美しく見せたのは田んぼの周りを囲んだ彼岸花だ。 地域の話題となる美しい景観作りをしようと4年前からはじまった「彼岸花の郷づくり運動」によるもの。8月3日に約100人の参加者が9000球もの彼岸花を植えたという。
同フェスタでは苗を使ったゲームや絶叫大会、伝統芸能の「今宿青木獅子舞」などが披露されたほか、JR九州が主催するイベントが同時に開かれ会場は盛り上がりを見せた。
同支店は組織活性化モデル店舗として昔ながらの伝統を活かした地域おこしを住民と一体となって行い、地区の魅力発信に取り組んでいる。
(写真)田んぼアートに向けた田植えの準備