同施設は約2坪と小型で、12月末までの約3か月間、レタス類やハーブ類を栽培する。 設置には先日経産省の支援を受けて「植物工場研究センター事業」への取り組みが決まった千葉大学が監修した。この植物工場は、同社が同大学柏の葉キャンパス内に整備する研究施設の先駆けとして実験を兼ねて設置した。
同施設の特徴は閉鎖型施設内での無農薬水耕栽培だ。LEDを光源にすることで蛍光灯を使う場合よりも消費電力は30%、運用コストは80%に抑えられると見込んでいる。
また、フードマイレージゼロや地産地消である点もメリットとなる。
同施設では植物工場への理解を広めるため、野菜の試食や収穫体験会、一般販売も行う予定だ。