同JAではこれまで使っていた精米施設が老朽化していたことをうけ、本年7月から新しい施設をつくっていた。施設には精米機だけでなく、食料自給率向上と新規需要米への取り組み強化として、新たに460万円の米粉製粉機も導入した。
この施設の完成にともない、三次商工会議所、三次広域商工会、三次市とも協力して、、地元産のコメを使った米粉普及事業を本格化させる。生産調整分として米粉用のコメを作付けし、JAが米粉に加工。市内の食品製造会社や飲食店に呼びかけて、パン、メン類、菓子の製造などにつなげる予定だ。今月から市内の加工業者を集めた勉強会を開き、米粉商品のサンプルや料理レシピ集づくりをはじめる。
使用するコメは「あきろまん」で、初年度は2.5トンほどを生産する計画だ。