同農法は2003年から豊岡市が推進してきたもの。自然農法で生産した米を消費者が購入することで環境保全と経済活動の両立に貢献できる点が評価されての受賞となった。
JAたじまでは同農法に取り組む田んぼを「コウノトリ育む田んぼ」に認定、今年新たに4地域が加わり、現在19地域が認定されている(同JA広報誌「Relation」10月号)。
また、開始時0.3haだった同農法での栽培面積は、現在212haに増え、取り組みは拡がりをみせている。
10月7日には同農法で作られた「コウノトリ育むお米」の新米が初出荷され、産地精米を経て関東と関西エリアで販売が開始されている。
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上:プレゼンするJAたじま中野成晃専務
下:今年記念すべき第1回めとなった「生物多様性 日本アワード」は来年開催される「生物多様性条約第10回締結国会議」に向けて創設された