病害虫侵入を防ぐため輸入を禁止していた2種類の生果実について農水省は10月20日、輸入を解禁したと発表した。
コロンビアではチチュウカイミバエが、またベトナムではミカンコミバエ種群とウリミバエが発生しているため、農水省は寄主植物であるコロンビア産トミーアトキンス種のマンゴウと、ベトナム産ヒロセレウス・ウンダースツ(ドラゴンフルーツの一種)の輸入を禁止していた。 その後、両国はそれぞれ蒸熱処理を開発したため、これを実施すれば侵入の恐れがないことを同省が確認。公聴会などを経て輸入を解禁した。
(2009.10.23)