(写真)リニューアルオープンに多くのお客が集まった
「きらいち」は2004年5月、結城市新福寺にオープンした農産物直売所だ。より多様な消費者ニーズに対応するとともに地産地消を推進しようと、79平方mだった売り場面積を361平方mに拡張(総面積500平方m)し、最新のPOSシステムやメール配信機能なども導入した。
開所式で同JAの加倉井豊邦代表理事理事長は「もっとも安心できる農産物は、作った人の顔が見えること。生産者が直接消費者に商品説明をする機会をもうけたり、野菜のバラ売りなど多様化するニーズへ機敏に対応していき、地域の食堂やレストランなどが大勢買いに来てくれるような店舗になってもらいたい」と抱負を述べ、「現在201人の生産者が会員になってくれた。より多品目の安定供給をめざすため、300人、350人と増えてほしい」と期待した。
開店1時間前から集まるお客もいて、9時半の開店時にはたくさんのお客が列をなしたため、人数を制限しながら入場させるほどの大盛況だった。
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上:「きらいち」への期待を語る加倉井理事長
下:開店記念のテープカット