両社はともに、大塚製薬グループの持株会社である大塚ホールディングスのグループ企業。
主に食品・飲料の製造・販売を手掛ける大塚食品(昭和30年設立)と、嗜好飲料の輸入・販売を行う大塚ベバレジ(平成元年設立)の両社を合併させることにより、研究開発から生産、マーケティング、営業までの機能をフル稼働させる。
両社では、合併の目的を「合理的かつ効率的な新しい価値を創出できる会社とすること」(広報部)としている。
合併では、大塚ベバレジの保有する権利義務の全てを大塚食品が承継し、大塚ベバレジは解散する。
新会社の社名は「大塚食品」。社長には、大塚食品の中井吉人(なかい よしひと)社長が就任する予定で、本社を大阪市中央区に置く。新会社の売上高は、単純合算で約700億円。