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10年1月1日、大塚ベバレジを吸収合併  大塚食品

両社のノウハウ融合で事業競争力を強化

 「ボンカレー」や「マンナンヒカリ」で知られる大塚食品(本社:大阪市中央区)は11月12日、「クリスタルガイザー」や「ジャワティー」を主力とした同じ大塚グループの大塚ベバレジ(本社:東京・神田)を2010年1月1日付けで吸収合併する、と発表した。

 両社はともに、大塚製薬グループの持株会社である大塚ホールディングスのグループ企業。
 主に食品・飲料の製造・販売を手掛ける大塚食品(昭和30年設立)と、嗜好飲料の輸入・販売を行う大塚ベバレジ(平成元年設立)の両社を合併させることにより、研究開発から生産、マーケティング、営業までの機能をフル稼働させる。
 両社では、合併の目的を「合理的かつ効率的な新しい価値を創出できる会社とすること」(広報部)としている。
 合併では、大塚ベバレジの保有する権利義務の全てを大塚食品が承継し、大塚ベバレジは解散する。
 新会社の社名は「大塚食品」。社長には、大塚食品の中井吉人(なかい よしひと)社長が就任する予定で、本社を大阪市中央区に置く。新会社の売上高は、単純合算で約700億円。

(2009.11.16)