同賞は公立の研究機関、大学、独立行政法人以外で行った農林水産業などの研究開発を表彰するもので、研究者だけでなく一般の生産者なども受賞できる。2000年から始まり、今年で10回目となる。
今年は農林水産大臣賞3件を含む、全10件が受賞。大臣賞には▽機能性ペプチド研究所の星宏良、山下祥子(山形市)▽キノックスの郡山賢一、木村栄一、鴫原隆(宮城県仙台市)▽自営農業者の金坂孝澄(千葉県)、が選ばれた(敬称略)。
金坂さんは安定したレンコン栽培をめざして品種改良し、金澄20号、34号、36号などを開発。現在は生産量で茨城県の6割、千葉県の7割が同品種だ。
表彰式は11月25日10時から、同日開催している幕張メッセの「アグリビジネス創出フェア2009」内で行う。