パルシステムでは、生協組合員が北海道根釧地区の産地を見学したときに、「良い原乳を出すためには牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要だ」と生産者から聞いたことをきっかけに1985年から、牛乳生産者にタオルを贈る運動に取り組んできている。今年で25年めとなる。
今年は11万6741枚のタオルと8436通のメッセージが生協組合員から寄せられた。これまでの合計は172万枚にもなる。
12月4日は、パルシステムPB牛乳である「酪農家の牛乳」を製造する日本ミルクコミュニティ児玉工場(埼玉県本庄市)で、生協組合員と職員、生産者、ミルクコミュニティ社員ら38名が参加し、タオルの目録とメッセージが手渡された。
贈呈式の後、埼玉県内の生産者の農場を訪れ実際にタオルが使われている様子を見学した。「使用の仕方は人によってさまざまですが、大変に重宝しています」と生産者から感謝の気持ちが伝えられた。