同社財団が提供したのは300万元(約3900万円)。今回の寄付は、中国青少年発展基金会(CYDF)を通じて行われ、2008年に発生した四川大地震被災地に居住する子どもたちのために、3学校の再建や改築に利用される。
「プロジェクト・ホープ」の3学校は、安全面で「高リスク」に分類される学校の中から選ばれ、建て替えなければ全面的な閉鎖に直面するとみられる学校。
資金の大半は、マグニチュード7.0の地震に耐え得る校舎の建設に利用され、残りは教員の養成に活用される。
(注)プロジェクト・ホープ
中国辺境の貧困で苦しむ地域で学校に通えなくなった子どもたち、継続して教育を受けられない可能性のある子どもたちへの補助を目的とする公共福祉事業。CYDFにより発足・運営されている。