21年産の水稲は北海道では不稔もみの発生と低温つづきで登熟不良となり作況指数89となったが、都府県では9月以降おおむね天候に恵まれて登熟が順調だったことから、作況指数は98となった(10aあたり収量は522kg)。
収穫量は846万6000tでこのうち主食用は830万9000t。
陸稲の作付け面積は3000ha(前年比94%)で収穫量は8280tとなった。10aあたりの収量は276kgで平均収量対比110%だった。
水稲の被害状況のまとめでは日照不足がもっとも多く被害総量の43%を占めた。ついで冷害(19%)、風水害(10%)となっている。