同会は1969年から同所で製粉料理教室を開いてきたが今年10月、40年の歴史に区切りをつけリニューアルした。
新しい研究所では従来の夜間の料理教室に加え、昼間には主に事業者を対象とした米粉セミナーなどを開講する予定だ。
パンやメンなど米粉を使った料理ビジネスをめざす人向けに製粉機械や加工適性などについても学べる「米粉パン開業支援コース」「米粉パン専門コース」「米粉パスタコース」のほか、料理実技から食料問題などまで米粉について幅広く学び普及推進指導員になるための「米粉食品指導員認定スクール」も用意した。
同会の伊藤元久理事長は「最近の米粉への注目の高まりなどをうけて、従来の料理教室を引き継いで最新設備をそろえた米粉教室を併設した。東京駅に近いなど立地条件も恵まれているので、産地と実需者との交流会や研修なども開きたい」と抱負を述べた。
米粉関係の設備は日商10万円ほどの規模を想定して作られており、業務用の製パン設備一式のほか、小型製粉機や最新式浄水器などもそろえた。
料理教室、米粉セミナーなどについて詳しくはこっけん料理研究所ホームページで。
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上:食パン、菓子パン、米粉ケーキなどさまざまな米粉料理を学べる
下:あいさつする伊藤理事長
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(左から)小型製粉機、教室全景