同コンクールは農村地域で農業者、住民、NPO法人などが連携して農業生産と環境保全や自然再生活動などの調和をめざす取り組みを表彰するもの。今年度は全国31道府県から71団体が応募し、7件の受賞者を決めた。
農水大臣賞を受賞したのは愛知県新城市の鞍掛山麓千枚田保存会。棚田全体をビオトープにして希少種の保全・再生活動や、子どもたちの農作業体験、自然観察会などに取り組んでいる。
表彰式は1月15日17時から、ウインクあいち「愛知県産業労働センター」(愛知県名古屋市)での田園自然再生セミナー内で行う。
そのほかの受賞者は次の通り。
▽農村振興局長賞 たかしま有機農法研究会(滋賀県高島市)
▽環境省自然環境局長賞 佐渡トキの田んぼを守る会(新潟県佐渡市)
▽子どもと生きもの賞 愛媛県伊予農業高等学校伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム
▽パートナーシップ賞 TAPPO南魚沼やまとくらしの学校(新潟県南魚沼市)
▽オーライ!ニッポン賞 NPO法人つくば環境フォーラム(茨城県つくば市)
▽朝日新聞社賞 NPO法人大宜味つばきの会(沖縄県大宜味村)