環境対策として総額50億円を確保。内容は森林・林業再生の加速のために、森林施業プランナーを育成する集合研修や専門家の派遣を実施する森林を活かすプランナー育成サポート事業」や「先進林業機械導入・オペレーター養成促進緊急対策事業」、「地域材利用加速化緊急対策支援事業」などがある。
また「農山漁村環境力実証事業」も新規事業として8億400万円を投じる。事業は農山漁村地域で未利用になっている太陽光、風力、水力、バイオマス資源などの再生可能エネルギーの効率的利用施設の整備や技術実証などにたいして助成するもの。農水省では「1件につき1億円強、全体で7件ほど支援することになるだろう」としている。具体例としては、太陽光パネルを空中に設置した発電施設などの推進を想定している。
金融対策では、林業者、木材産業者、漁業者の資金繰り支援のために無担保無保証人等の特別保証枠の拡大などで40億円を確保したほか、災害復旧等で220億円を措置した。