今回のテーマは「問い直せ日本の力・ソーシャルパワー元年」。企業、行政、NPO、消費者など、社会を構成する人たちが、環境技術・製品を軸につながりあうことで、大きな新しい力=「ソーシャルパワー」にしていこうというもの。
会場には、多様な分野にわたり約700社・団体が出展し、延べ18万人余の来場者で賑わった。
東洋精米機製作所は、川や海の水質を汚染しないBG無洗米を出展し、地球にやさしい無洗米をPRした。同社のブースには、小中学生が多数訪れ、担当社員が説明に追われていた。
解説パンフレットによると、通常の精白米に比べ、BG無洗米のご飯を食べると、ご飯茶碗1杯で約4.6g、1人1年では3.63kgのCO2を削減できる。身近な食生活がエコロジーに繋がることに、女性や子供たちは大きな関心を持ったようだ。
JA全農は、田んぼの不思議、田んぼに生きるいのちなどのテーマで、水田が環境保全に果たす大きな役割を展示説明した。
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上:東洋精米機製作所の展示ブース
下:JA全農の展示ブース