農政・農協ニュース

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今年の研究成果10大トピックス決定  農水省

 農林水産技術会議事務局は今年1年間の新聞記事の中から、優れた内容である10大トピックスを選定し12月17日、公表した。

 民間や大学、研究機関による研究成果報道の中で、農林水産開発の内容に優れ、社会的関心が高いと判断された10件が農業関係専門誌などで構成される農業技術クラブとの協力で選定された。
 2009年の10大トピックスは次の通り。
 イネの品種改良に新たな歴史を拓く、いもち病抵抗性遺伝子の発見
 世界初の「青いバラ」がいよいよ発売
 米粉や飼料用米への利用が期待される九州向け水稲多収新品種「ミズホチカラ」を育成
 美味しく安心できる豚肉生産や医療用モデルブタ開発を加速
 微生物の「休眠遺伝子」を目覚めさせ、新たな抗生物質を発見
 農畜水産物の産地や生産履歴を判別できる手法を開発
 カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術を開発
 飲むワクチンを可能にする豚への免疫付与技術の開発
 伝説の種雄牛「安福(やすふく)」号をクローン技術で復活
 植物の免疫システムをかいくぐる、カビの「ステルス作戦」の発見
 詳しい内容は農水省ホームページで。
 

(2009.12.21)