同省は産地での低減対策効果を検証するためにコメのカドミウム含有状況を調査しており、0・4ppm以上が検出されたコメを作った地域のうち、水管理による低減効果を引き続き確認する必要がある地域から採取した米穀試料30点を対象にカドミウム分析をした。
その結果、0・4ppm以上を含有する米穀が検出された地域はなく、水管理の低減効果が確認された。調査対象地域は新潟、長野、福岡3県の4市町村。
今後も低減対策を続け、22年度産についても調査を継続する。
20年までの3回の調査で0・4ppm以上を検出しなかった場合と、都道府県市町村やJAなどが独自に調査しているところは調査対象からはずした。