全国の小中学生から想像力豊かで柔軟なアイディアを募集し農業の将来ビジョン検討に役立てようという「未来の農業の姿アイディア」。3回目となる今年は全国から1321点の応募があり、年々応募総数は増加している。
最優秀賞は奈良県吉野郡の吉野北小学校2年杉本光夢さんの「土の質のチェッカー」。その土地にどんな作物を植えればおいしいかが、土に差し込むだけですぐわかるというもの。杉本さんは「農業を知らない人でもおいしい野菜がつくれるので、みんなが農業をすると思う」と説明している。
優秀賞6点は次の通り(敬称略)。
▽「エコさいばい」太田穂乃香さん(愛知県稲沢市・稲沢北小学校6年)
▽「うしがいいにおいになるエサ」高橋 大(岩手県奥州市・若柳小学校2年)
▽「ホウレンソウから血が作れる」三浦千佳(秋田県鹿角市・尾去沢小学校6年
▽「ミツバチロボ」長部雅弘(東京都江東区・第二砂町小学校6年)
▽「(受粉ロボット)テントウ君」佐藤佳音(徳島県美馬市・江原北小学校5年)
▽「ヘチマルチ」西山徳子(和歌山県日高郡・稲原中学校3年)
優秀賞、最優秀賞について詳しくは農水省ホームページで。
※西山徳子さんの「徳」の字は正式には旧字体です。