昨年の国内自動車の新車販売台数が31年ぶりに500万台を割り込み、10月以降に開催された東京モーターショーの入場者数は前回の63%、愛知モーターショーも前回の70%と落ち込むなど、自動車関連業界は、かつてない厳しい環境下にある。
自動車の整備業も、「カーアフターマーケットが縮小し、減少したパイを食い合う“共食い経済”に突入し、淘汰の時代がきたといわれている」(今村桂次郎JARIC会長の開会挨拶)。
そうしたなかで「JARICの40年の歴史と全国サービスネットの組織力をJA共済の総合力として競争に勝たねばならない」。そしてJA共済との「さらなる連携強化に努め、農家組合員を始め契約者、地域住民に満足され信頼される絆づくりに努力するときだ」と今村会長は決意を語った。
総会では「22年度事業計画」を決定。その後、新役員12名を選出。その後の常任理事会で会長および副会長を以下の通り選出した。
会長:
本島直幸(佐賀県本部協力会長)
副会長:
戸沼圭一(青森県本部協力会長)
雨宮正寛(山梨県本部協力会長)
砂原正則(広島県本部協力会長)
(写真)
JA共済との連携を強化し地域との絆づくりをと挨拶する今村会長