昨年に続いて2回めの同イベントは、10:30、13:30、15:30の計3回行われ、アンケートに答えてくれた人にこの日用意したハッサクとキウイフルーツ、計1500セットをプレゼントした。
この日は雪がちらつく寒さだったにもかかわらず、「とってもジューシーです。フルーツ王国和歌山のフルーツセットをぜひ食べてみてください」という威勢の良い呼びかけに買い物に訪れていた家族や主婦などが足を止め、行列をなす盛況ぶりだった。
イベントには紀の川市の特産フルーツオリジナルキャラクターである「きうぷる」も登場し、子どもたちの興味をひいていた。
10:30から行った1回めのイベントは1イベント配布分の500セットが30分で終了。「和歌山に行かなくちゃ」との声も聞かれ、県のPR効果に貢献も。フルーツセットをうれしそうに受け取る人の姿が見られた。
今年は雨が少なかったため甘みが強く良い出来だったといい、同JAの厚地諭組合長は「果物の消費は落ち込んでいるが、嗜好品でなく健康食品として位置づけてもらえるようになれば」と希望を話し、キウイ部会長の風呂谷史郎さんは「売上げ低迷で厳しい中にあるが、お客さんはおいしかったら買ってくれます。紀の里のキウイのおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と語っていた。
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上:フルーツセットのプレゼントを笑顔で受け取る
下:多くの人でにぎわう都市ビル前(横浜市)