PRは午前9時と12時の2回行い、各回に100袋用意した「いよかん・デコポンセット」を来局客にプレゼントした。
午前9時からの無料配布は20分で終了。思わぬプレゼントを嬉しそうに受け取る人の姿が見られた。
愛媛が発祥となる4月14日の「オレンジデー」は、バレンタインデーとホワイトデーを経た人たちの「愛を深める」日として昨年正式に登録された記念日。愛する人にかんきつ類などオレンジ色のものを贈りあう日としている。
昨年、先陣きって「オレンジデー」の普及活動を企画し、世に広め始めたJA全農えひめの重川雄一県本部長は、「今年は小ぶりではあるがおいしい出来。1月から愛媛ではミカン、紅まどんな、いよかん、ぽんかん…とおいしい旬が続きます。一番おいしいこの時期にぜひ食べてほしい」と思いを語った。
PR活動に参加した愛媛いよかん大使の濱田千江里さんは「多くの人にこの時期のおいしいいよかんを食べてほしい。ビタミンCもいっぱいで体にもいいです」と話した。
「オレンジデー」を記念し、郵便局では2月から「ふるさと小包」で愛媛のかんきつ類の販売を始めている。この日局内ではいよかん、せとか、デコポンの食べ比べも行われた。担当したのはJA全農えひめが力を入れている消費宣伝の専属組織、SPレディー(セールスプロモーションレディー)の長田政子さん。「いつもはデパ地下やスーパーでのPRをしているので郵便局で行うのは初めて。今はいよかんを知らないお母さんも多くて驚きます。もっと多くの人に知ってもらいたい」と話していた。
(写真)上:「いよかん・デコポンセット」を配る愛媛いよかん大使
下:局内では3種のかんきつの食べ比べを実施