高齢化が進む中で毎年約400人の農作業死亡事故が発生し、農業人口に占める事故発生件数が年々増加しているという状況。
今年は死亡事故の最大の要因である「農業機械の転落・転倒」の防止と、万一に備えた「労災保険」の加入促進に重点を置く。
全国の行政機関や農機販売店、生産者団体などの協力で研修会、展示会、戸別訪問など農業者と直接会う機会を利用し、同省が作ったパンフレットで重点事項を再確認し、また関係機関にポスターをはる。
転落・転倒による死亡は農作業死亡事故の3分の1を占め、年齢では70歳以上が55%、次いで50歳以上が19%などとなっている。