22年度の計画は新たなテーマを加えながらも21年度までの活動結果を引き継ぎ、第25回JA全国大会決議に基づいた行動計画を踏まえて作成。計画の柱となるのは次の8項目。(1)JAくらしの活動推進体制の確立支援(2)「食と農」を機軸とした地域活性化(3)JA健康寿命100歳プロジェクトの推進(4)JA介護保険事業収支改善対策の強化(5)JA助けあい組織の育成強化(6)女性組織の活性化に向けたJA女性組織の運営支援(7)「女性のJA運営参画行動計画」の推進(8)地域の次世代をサポートする子育て支援活動、としている。
協議の中では▽「JAくらしの活動」について“くらしの活動を予算化できていない。JAの規模や収益を「指標化」した判断で配分を考えては”との声や、“すぐに利益が出ない地道な取り組みのため、資金や要員の配分判断が難しい”▽「JA健康寿命100歳プロジェクト」については“高齢者対策と思われがち。組合員や地域の人の健康を考える運動であることをもっと前に出すべき”▽「女性のJA運営参画行動計画」については“女性の意識を変えるような政治や男女共同参画を学ぶ場づくりも必要”といった意見も挙がった。