農水省はチリ地震津波による農林水産関係の被害を3月9日現在でまとめ、発表した。
岩手県の被害が最も大きく、ホタテ、カキ、ホヤ、ワカメなどの水産物と、それらの養殖施設などの被害が計17億6400万円。 宮城県でもほぼ同じ種類の水産物と養殖施設の被害額が13億6500万円にのぼる。 三重県では真珠養殖施設などの被害が大きいが、金額の報告はまだない。 徳島、青森、福島、高知の各県からも報告があり、これまでに確認された7県の被害合計金額は32億600万円。
(2010.03.11)