全国農政連は(1)農政運動組織、JAグループ関係者の代弁者として認められること、(2)県の農政連、JA、中央会等の推薦を得ていること、(3)全国農政連と農政に関する政策協定を締結すること、の3つの要件を満たす候補者を推薦候補とするとして協議してきた。
しかし、この日の拡大幹事会でも3つの要件を満たす候補者はいないとして、全国比例区の候補者推薦を見送った。
また、すでに選挙までの期間も短いことから、今後は協議を行わないことも決めた。
ただし、「農業に理解のある人を一人でも多く国会に送り出すことはいささかも変わっていない」(川井田幸一会長)ことから、地方区については「各県連の推薦候補は、県の意向をふまえて推薦を前提に協議する」としている。