この催しは、ちばコープが毎年1回開催し、生協組合員とその家族が楽しみにしているイベント、今年も2万人が来場し大盛況だった。
会場の中心は、ちばコープの取引先である全国の生産者・メーカー約120団体が出展する物産展。コープ商品をはじめ県内産地の新鮮な農畜産物から、魚や冷凍食品、加工品そして生活用品が試食・販売され、抱えきれないほどの品物を持って帰路につく人もいた。
とくに人気が高かったのは「お米育ち豚」。昨年は岩手県産米飼料用米を給餌した豚肉だったが、今年は千葉県産米で育てた「お米育ち豚」ということで、大きな人だかりができていた。
またJA全農ちばや佐原農産物供給センター、多古町旬の味産直センターなど10団体が参加するちばコープの県内産地協議会は「もっと知って、食べ尽くそう千葉の農産物」をコーナーテーマに、朝取りの新鮮野菜などを数多く並べ、好評を博していた。
その他、物産展以外のテーマゾーンでも、例えば「平和」ブースでは、コーヒーを飲みながら(有料)平和問題を語るとか、「環境」ブースではお米育ち豚のスペシャル試食を1時間ごとに人数限定で行うなど、「食」とのかかわりをもった行事を取り入れ「県民の食を中心とした活動交流の場、千産千消(千葉県では「地産地消」をこう表記する)をアピールする場」として活用していた。
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上:2万人が来場し、生協取扱食品を知り、食べて、実感していた
下:歌やフラダンス、ジャズダンスなどの踊り、和太鼓など多彩なステージも繰り広げられていた