農政・農協ニュース

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低温による農作物被害防止へ 指導内容を全国に通知  農水省

 農水省は3月下旬から続く低温による農作物被害をふまえ、被害拡大防止と生育回復に向けた指導内容を4月20日、各都道府県に通知した。

 低温が続く気象の影響により、農作物に生育の遅れや凍霜害などが発生している。
 また、気象庁は4月23日から約1週間、北海道と沖縄を除く全国各地で平年に比べ「かなり低温」と予想。これを受け、被害拡大を最小限に抑えようと今回の通知にいたった。
 指導の通知は水稲、麦、てん菜、茶、野菜、果樹、花き、飼料作物の8分野にわたる。水稲では育苗の際の温度管理の徹底や、移植作業は気温と水温が上昇してから行うことなどが示されている。

(2010.04.21)