山地崩壊・土石流・地すべりなどの災害が多発しているため今年も梅雨期を前に地域住民の防災意識を高めようと防災パトロールなどを行う。
キャンペーン標語は「ふるさとの未来を守る治山事業」。
山地災害は箇所数で減っていたが、21年にはまた増えた。とくに民有林の林地荒廃が前年の2倍を超えた。
21年の被害箇所(国有林を含む)は林地荒廃と治山施設を合わせて1696カ所。しかし被害額は364億円で前年比約840億円減った。
キャンペーンでは▽災害防止の広報推進▽危険地区の情報収集と住民への周知▽保安林巡視▽警戒・避難体制の整備などを実施。