パルシステムが今回販売を開始する「産直こめたまご」は親鶏へ与える飼料トウモロコシの10%を国産飼料米に代えて使用している。
米以外のトウモロコシ、大豆粕も非遺伝子組み換え原料に限定。一般的な鶏卵は密閉鶏舎で飼育されているが、この鶏卵は「開放鶏舎」で飼育し「できるだけ健康な鶏を育てて」いるという。
飼料用米を使用した商品は、パルシステムでは「日本のこめ豚」「トキワの玄米玉子」(数量限定)、「米沢郷のこめ鶏」「までっこのこめ鶏」に続くものだ。
07年に飼料用米の栽培を始め、08年に発売された「日本のこめ豚」は初年度2800頭からのスタートだったが、09年度は「予想以上の注文」となり、倍近い5000頭を生産。今年は当初の6倍を超える1万8000頭を計画するほどの「人気商品」となっている。