地産地消を成功させるには地場産物の▽販売促進▽加工品の開発▽食堂の展開▽学校給食への供給体制づくり▽外食・中食産業との連携など様々な分野でのノウハウや知見を持った人材の存在が重要だ。
このため取り組みの中核となるリーダーやコーディネーターを地産地消の「仕事人」として選定し、一層の活動推進を図る。平成20年度から始めた事業で今年は3回目。
都道府県市町村、JA、地産地消を進める団体が各農政局などを通じて候補者を推薦するが、推薦団体が農水省へ直接応募することもできる。
同省は推薦してほしい仕事人のイメージを▽地産地消の実現で中心的な役割を果たしている人物▽重要な助言や指導、コーディネートをしている人物などとしている。
職種の例としては▽直売所の所長▽学校給食センターの栄養士▽普及指導センターの指導員などを挙げた。