新マルキン事業(肉用牛肥育経営安定対策特別対策事業)は、粗収益より生産費(家族労働費+物財費)が上回った場合、その差額の8割を生産者の拠出と国の助成による基金から補てんする仕組み。 22年度から新たなに導入された事業で、基金は生産者1に対して国3の割合で造成する。
ただし、畜産関係者との協議では積み立て金が高額との意見もあり、また、収益性が今後改善することも見込まれると判断、この日の政務3役会議で引き下げを決めた。
引き下げたのは肉専用種で、1頭3万2800円を2万円に変更する。交雑種(同2万7800円)、乳用種(同1万5000円)は変更しない。