この緊急集会は「食と農による世直し運動で、日本の農業を成長させる緊急集会―今こそ産直底力 めざせ『日本型畜産』〜口蹄疫とたたかう畜産生産者を支援しよう!」と銘打って開かれる。
宮崎で発生した口蹄疫はいまだ沈静化のめどがたっておらず宮崎県だけではなく全国的な影響が危惧されていること。さらにここ数年畜産を取り巻く状況が厳しく、飼料代の高止まりと畜産物価格の相場安などが畜産生産者の経営を直撃している。こうした畜産危機を乗り越え、日本型畜産のモデルをつくりあげる機会、さらに口蹄疫とたたかう畜産生産者を応援する場として、この集会を開催することにしたと、パルシステムでは主旨を説明している。
当日は、宮崎県で活動した獣医師からの緊急報告のほか、地域資源の循環をめざす日本型畜産の事例報告、耕畜連携に取り組む産地を視察した生協組合員の報告が行われる予定になっている。
また、信岡誠治東京農大准教授が「日本型畜産の課題」について基調講演を行う。
【集会の概要】
☆日時:7月23日(金)11:00〜17:00
(集会は13:30から。午前中は飼料米を活用した畜産物などの試食会および自給飼料にむけたビデオ上映)
☆場所:科学技術館「サイエンスホール」(地下2階)(東京メトロ・竹橋駅、東京メトロ&都営地下鉄・九段下駅下車7分)
☆参加費 無料
☆主催:パルシステム生協連、パルシステム生産者・消費者協議会、JA全農
☆協賛:JA全農ミートフーズ、全農チキンフーズ、JA全農たまご、日本ミルクコミュニティほか