農政・農協ニュース

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発生件数、減る―口蹄疫

 宮崎県で発生している口蹄疫は6月6日に新たな1農場で疑似患畜が確認され計274例となった。

 ただし、5日は3件、6日は1件と発生件数は減少してきた。合計頭数は18万1438頭(牛3万2729頭、豚14万8692頭、山羊9頭、羊8頭)となった。
 経過観察をしていた宮崎県家畜改良事業団の種牛5頭は、遺伝子検査(PCR検査)と抗体検査(ELISA検査)で6日までに陰性が確認された。
 西都市尾八重を中心に設定されている移動制限区域では5月22日以降に発生事例が確認されていないことから、移動制限区域解除(川南地区との重複区域を除く)に向け、6月10日に種牛5頭に改めて抗体検査を実施するとともに、10km圏内の農家(2戸)で臨床検査をする予定になっている。

(2010.06.07)