農政・農協ニュース

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公認の研修機関制度と上級指導員制度をスタート  日本GAP協会

 日本GAP協会は6月4日、今年度から「JGAP指導員研修機関制度」と「JGAP上級指導員制度」をスタートすると発表した。

 同会はJGAP(日本独自のGAP、農業生産工程管理)の普及推進のため、JGAPの指導員向けの研修を行ってきた。受講者は過去3年間で2500人以上になる。
 これまで研修会は同会だけが開いてきたが、今年度からは同会公認の会員組織での開講を認め、指導者の育成・増員をはかることにした。開催できる講座はJGAP指導員の、基礎研修、現地研修、団体認証講座の3講座。
 また、今年度からJGAP上級指導員を新たに認定する。この資格は、毎年3月に行われる試験に合格しJGAP指導員の資格を持つ人の中で、10農場以上でGAP認証取得の実績がある人など、現場経験豊富な指導員を認定するもの。今夏までに10人ほどの指導員を認定する予定だ。

(2010.06.08)