同会はJGAP(日本独自のGAP、農業生産工程管理)の普及推進のため、JGAPの指導員向けの研修を行ってきた。受講者は過去3年間で2500人以上になる。
これまで研修会は同会だけが開いてきたが、今年度からは同会公認の会員組織での開講を認め、指導者の育成・増員をはかることにした。開催できる講座はJGAP指導員の、▽基礎研修、▽現地研修、▽団体認証講座の3講座。
また、今年度からJGAP上級指導員を新たに認定する。この資格は、毎年3月に行われる試験に合格しJGAP指導員の資格を持つ人の中で、10農場以上でGAP認証取得の実績がある人など、現場経験豊富な指導員を認定するもの。今夏までに10人ほどの指導員を認定する予定だ。