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22年度の受賞者
全国農協CE協は、CEなどの大規模乾燥調製貯蔵施設の管理運営などについて協議を行い、改善・向上をめざすことを目的に昭和49年に設立された。現在は40道府県・280JA・761施設が会員となっている(22年3月末現在)。
同協議会では、CEが地域農業振興に果たす役割の重要性、とくに地域農業の担い手育成や施設が地域営農に果たす役割について、「他の模範となる優良なCE」の表彰を定期的(6年ごと)に行ってきているが、22年度の表彰式を、6月9日の総代会後に農水省生産局の雨宮審議官らが列席して行った。表彰された施設は表の10施設。
農林水産大臣賞を受賞したJAくるめ西南地区CE施設利用組合の川島正弘組合長は、今後も「地域農業の基幹施設として、安全・安心で高品質な米麦を出荷し、食料の安定供給に努力していきたい」と決意を述べた。
なお、総代会では、「共乾施設の最適化計画策定に係る助成」(新規事業)など、運営改善に向けた取り組みや品質事故防止に向けた取り組みなどを内容とする22年度事業計画などを承認。
また役員改選を行い、会長に野口好啓JAさが組合長(再任)、副会長に宮下勝義JA上伊那組合長(再任)、牛嶋泰樹全農福岡県本部農産部長(新任)をはじめとする15名の幹事と2名の会計監事を選任した。
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上:CE総代会であいさつする野口会長
下:JAくるめ西南地区CE川島組合長