通算で39回目の開催となる今研究会では、昨秋の第25回JA全国大会の決議を踏まえて、現場での「協同活動の活力(現場力)」こそがJA活性化の決め手だ、との考えからその強化に焦点をあて、実践報告とシンポジウムなどを行う。
7月14日(水)13時〜16日(金)12時までの3日間で、場所は京都JA会館(京都市南区)。定員100人で、参加費は8万円(税込、ただしセンター会員や会友は5万8000円)。2日目の懇談会は別途5000円が必要。
申し込み書や概要はセンターホームページからダウンロードできる。
詳しいプログラムは次の通り(敬称略)。
【1日目】7月14日(水)
13:00 開会
13:20〜15:10 報告1「協同組合運動の未来―『レイドロー報告』の歴史的意義を踏まえて―」 栗本昭((財)生協総合研究所理事・主任研究員)
15:30〜17:00 報告2「わがJAの経営戦略とトップの役割―「大転換期」を切り拓くために―」 中家徹(JA紀南代表理事組合長)
【2日目】7月15日(木)
9:00〜10:20 報告3「JA改革の課題と対応方向」 土屋博(JA全中常務理事)シンポジウム「JA活性化の決め手―「現場力」をどう強めるか―」
10:40〜11:00 シンポジウム解題 青柳斉(新潟大学農学部教授)
11:00〜12:00 実践報告1「組合員教育等による『組合員力』強化の取り組み」 山口政雄(JAはだの専務理事)
13:00〜14:00 実践報告2「担い手支援チーム(AST)による『組合員対応力』強化への取り組み」 菅野孝志(JA新ふくしま代表理事専務)
14:10〜15:10 実践報告3「支店機能の見直しと『支店力』強化への取り組み」 青柳博(JA福岡市常務理事)
15:30〜17:00 討論(座長:青柳斉、コメンテーター:浜田充(JA兵庫県中央会総務企画部部長))
17:30〜19:00 懇談会
【3日目】7月16日(金)
9:00〜10:20 報告4「民主党政権と農業協同組合」 田代洋一(横浜国立大学名誉教授、大妻女子大学大学院人間文化研究科教授)
10:30〜12:00 報告5「農協改革の5つの基本課題と対応方向―農協運動の将来展望を切り拓くために―」 藤谷築次(京都大学名誉教授)
12:00 閉会