農政・農協ニュース

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北海道3JAと企業が連携 バイオ製造のモデル事業に認定

 農水省と経産省が国産バイオ燃料の生産拡大のために認定・支援している生産製造連携事業計画に6月18日、「北海道苫小牧地区バイオ燃料地域利用モデル実証事業」が選ばれた。

 両省は農林漁業者などとバイオ燃料製造者が連携してバイオ燃料の製造に取り組む事業を認定し支援している。認定事業者には農業改良資金助成法などの特例や、バイオ燃料製造施設にかかる固定資産税の軽減などの支援措置が受けられる。
 7回目となる今回認定されたのは、多収穫米など原料を供給するJAとまこまい広域(北海道厚真町)、JAびばい(北海道美唄市)、JA道北なよろ(北海道名寄市)の3JAと、バイオ燃料製造者のオエノンホールディングス(株)(東京都)のバイオエタノール製造計画「北海道苫小牧地区バイオ燃料地域利用モデル実証事業」だ。
 事業は北海道苫小牧市で平成25年3月31日まで行われる。原料となる米の供給は年間850t、製造するエタノールは年間380klを目標としている。

(2010.06.22)