7月の臨時株主総会で承認を受け、10月1日に合併する。社名は「ジェイエイ北九州くみあい飼料」となる。
合併後の飼料取扱数量は93万2000t(平成22度計画)。内訳は配合飼料86万8000t、単味飼料6万4000t。5年後には99万tを目指す。
供給エリアは山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の6県。
合併後の資本金10億円。従業員数184人。
新会社は経営規模の拡大と資本力の強化をはかり、製品の安全・安心の確保や老朽化などへの対応を目的とした設備投資を進める。
福岡、大分などに4工場があるが、老朽化対応では熊本と長崎の設備を重点とする。
全農は18年から系列飼料会社の広域再編を進めてきたが、今回の統合で一区切りついた形となった。
20年にはJA東日本くみあい飼料とジェイエイ東海、またジェイエイ西日本とジェイエイ四国がそれぞれ統合し、それまで6社だったくみあい飼料会社は現在、北日本、JA東日本、ジェイエイ西日本、ジェイエイ北九州の4社となっている。