JA共済のLA制度が導入されたのは平成6年度からだが、現在、全国に2万2389名がLAとして登録されている。そして21年度の生命共済と建物更生共済とを合わせた新契約高29兆1411億円の73.5%、21兆4196億円がLAの実績となっており、「名実ともにLAの皆さんが、共済事業だけにとどまらずJA事業においてなくてはならない存在であることを示して」いると、安田舜一郎経営管理委員会会長は開会挨拶で讃えた。
そうしたLAのなかから全国表彰規則で定められた基準をクリアし優秀な実績をあげた1467名のLAがこの日、表彰された。内訳は、共済外務専任が630名、共済外務専任以外が837名となっている。受賞LAを輩出したJA数は301組合。男女別では、男性1231名、女性236名となっている。
JAみっかび(静岡県)の縣正己さんのようにこの表彰式がはじまって以来、常にトップの実績をあげている人、今回通算10回目とか5回目の表彰をうけた「おなじみの顔」から初めて受賞した507名(うちLA1年目で受賞が84名)など、多彩な顔ぶれが一堂に会したといえる。
表彰式には、JA共済のイメージキャラクターである仲間由紀恵さんと坂口憲二さんも登壇し、山田貴司さん(JAあいち三河)ら4名の通算表彰10回受賞者と縣正己ら16名の総合優績表彰者への記念品プレゼンターを努めとともに、祝福の言葉を贈った。
表彰式は「全国のLAの代表として誇りをもち、仲間とのふれあいを大切にする」という伊藤剛生さん(JA徳島市)の「LA宣言」で開幕。安田会長の開会挨拶のあと表彰が行われた後、今尾理事長が「3Q訪問活動の完全定着を図って、地域の方々、すべてにJA共済をご利用いただくことを目標に、この1年も活躍し、来年も再会できるように」と閉会の挨拶を述べた。
そして受賞LAを代表して、初受賞の鈴木貴大さん(千葉県JAとうかつ中央が「晴れの舞台に立てたことを誇りに思う。来年もここに立てるよう努力することを誓う」と決意表明し、閉会した。
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上:毎年トップの実績をあげているJAみっかびの縣正己さん
下:仲間由紀恵さんと坂口憲二さんも祝福