同委員会は主に厚労省や農水省からの要請を受けて、食品の安全性についての科学的評価を行っているが、委員会側から消費者や関連事業者などの意見を募集して、自ら評価対象の選定も行っている。
自ら評価対象を選ぶ際の基準は、国民の健康への影響が大きいものや評価ニーズが高いものなど。過去には▽日本におけるBSE対策、▽日本に輸入される牛肉と牛内臓についての評価、などを選定してきた。昨年は、トランス脂肪酸とアルミニウムの健康への影響を評価案件に選んだ。
公募は8月9日まで行っている。
また、7月30日には委員会事務局(東京・赤坂)でこの件についての意見交換会を開く。定員は60人で、参加費無料。申し込みは7月23日まで。
どちらの応募先も、食品安全委員会ホームページから。