(写真)JA全農のブース(左)とトマト一段密植栽培システム
JA全農は、トマト一段密植養液栽培システムの紹介や、TACの活動事例などのパネルを展示したほか、イチゴやトマトなどの出荷に使用する植物由来のプラスチック「ポリ乳酸(PLA)」の容器、生分解性マルチフィルムや農業フィルムなどのJAマーク商品などを紹介した。
井関農機は、生研センターと共同開発し、大幅な省力化を実現したうり科苗用「全自動接ぎ木ロボット」を展示実演した。実演会には大勢の人が詰めかけ、盛況だった。
ヤンマーグリーンシステムは、施設園芸向け「ガスヒートポンプエアコン」を展示紹介した。このエアコンは、エネルギー使用量CO2排出量をともに30%削減した優れものだ。
この展示会は、生産者、施設資材・機器メーカーにとって、これからの施設園芸の方向を見定め、可能性を探る場でもある。屋外は猛暑だったが、会場内の熱気が感じられた展示会だった。
(写真)
左:ヰセキの接ぎ木ロボット
右:ヤンマーのガスヒートポンプ