農作業中に熱中症で死亡する事故が続いており、今後も注意する必要があるとして次の留意点を挙げた。
(1)気温の高い時間帯を外して作業し、休憩をこまめにとり、作業時間を短くする工夫をし、汗で失った水分を十分に補給すること。 ハウスなどの施設内での作業中は特に気を付けること。
(2)帽子の着用や、汗を発散しやすい服装をする。日よけを設けるなどできるだけ日陰で作業するように努めること。
(3)遮光や断熱材の施工などにより作業施設内の温度が著しく上がらないようにし、風通しをよくして室内の換気に努めること。
施設内に熱源がある場合は熱源と作業者の間隔を空けるか断熱材で隔離し、加熱された空気は屋外に排気すること。