(写真・左から)JA全中の冨士重夫専務、JA宮崎中央会の羽田正治会長、手塚プロダクションの清水義裕著作権事業局長
4月20日に宮崎県で発生した口蹄疫は7月21日に家畜の移動制限が解除され、終息に向かっている。この間およそ29万頭の家畜が殺処分されたが、これにはJAグループも人的・経済的両面で大規模な支援活動を行った。
冨士専務はこれらの経緯を踏まえて、「被害にあった畜酪農家の経営再建には、莫大な時間や経費がかかる。JAグループが『協同』の力を発揮し支援していくためにも、復興のシンボルを決めたいと思った」と、シンボルマーク決定の経緯を説明した。
清水氏は、被害にあった農家はマンガでも描けないような辛い体験をしただろうと哀悼を述べるとともに、「宮崎の人たちには復興に向けた元気を、一般の人たちには宮崎ががんばって復興しようとしていることを知ってもらえるようにしたい」とマークへ込めた想いを語った。
羽田会長は「火の鳥は永遠の命がテーマ。私たちは必ずよみがえる、という可能性に挑戦する元気をもらった」と復興キャンペーンに謝辞を示した。
このマークは、今後JAグループが展開するキャンペーンやイベントなどで広く使用していく予定だ。