農政・農協ニュース

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生活クラブ商品の自給率は59%

 生活クラブ生協連合会が組合員に供給している商品原料の自給率は、国内平均より14ポイント高くなっていることが同連合会の調査でわかった。

 飼料も含めてできる限り国産原料の使用に努めている同連合会では、昨年から組合員に供給した食品原料をカロリー試算し自給率を調査している。
 カロリー表示のある1992品目を調査対象とした生活クラブの今年(08年度供給分)の自給率は59%だった。同品目での国内平均自給率は45%だったことからそれを14ポイント上回る結果となった。
 昨年比(07年度供給分)も青果物を加えるなど調査対象を181品目増やしたこともあり4.6ポイント上昇した。
 国内平均自給率と大きく差が出たのは大豆加工品小麦粉薄力粉や強力粉などの穀類めん類調味料菓子類乾物・海藻など。
 調理したメニューのカロリーから自給率をみると「月見そば」を国内の平均的な食材で作った場合は37%であるのに対し、生活クラブの食材で作った場合は81%、「ひじきの煮物」は国内平均が17%なのに対し86%という結果が出ている。

(2010.08.18)