農水省は8月18日、トルコ産グレープフルーツの生果実の輸入を解禁したと発表した。
トルコが開発した低温処理でチチュウカイミバエを確実に殺虫できると判断した。 日本はチチュウカイミバエの寄生対象となるトルコからの植物の輸入を禁止していたが、トルコは平成19年1月までに技術を確立して殺虫試験結果を提出。解禁を要請していた。 チチュウカイミバエは小型のハエの一種。かんきつ類や、パパイヤマンゴウなどの生果実の大害虫として知られる。
(2010.08.20)