農政・農協ニュース

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過剰作付1万ha程度縮小見込み  戸別所得補償加入申請増える

 農水省は8月20日、戸別所得補償モデル対策の加入申請状況(7月末現在)をとりまとめた。

 加入申請件数は131万9845件(熊本・大分・宮崎・鹿児島県は速報値。他県は確定値)となり、6月末の前回まとめに比べ約500件増えた。 内訳は個人加入が130万6771件、法人同が5844件、集落営農組織同7230件となっている。
 加入申請面積(熊本・大分・宮崎・鹿児島県は未集計。他県は速報値)は米戸別所得補償モデル事業(主食用米)が107万8560ha。
 米の需給への影響について農水省は、作付面積全体の動向を見る必要があるが、現在の各地域からの報告によると、全国で過剰作付面積がおおむね1万ha程度縮小する見込みとしている。
 水田利活用自給力向上事業については▽麦15万6000ha▽大豆11万3000ha▽飼料作物(WCSを除く)7万3000ha▽米粉用米4800ha▽飼料用米1万3300ha▽バイオ燃料米▽WCS用稲▽そば▽なたね▽加工用米などに分かれる。

(2010.08.30)