無施錠が多い農村地域での空き巣被害などが増加傾向にあるとしてJAグループでは県警と「農村鍵かけ運動」を行っている。
運動の実効性を高めるため同女性部が同県坂井警察署からモデル地区としての協力要請を受け、パトロール隊結成に至った。
隊員となったのは丸岡地区女性部員全員の627人。式には約150人が出席し、山崎冨美恵女性部部長らが坂井警察署長から委嘱状の交付を受けた。
隊員は集落の集まりや農作業の際に鍵かけの確認をし合ったり、自宅周辺などに気を配って見かけない人や車に注意するなど意識を高めた防犯に努めていく。
女性部メンバーは同JA全体で2000人いるため、今後は他支部にも活動を広げたいとしている。
※山崎部長の「崎」の字は正式には旧字体です。
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委嘱状を受ける山崎冨美恵女性部部長(写真・中)