同コンクールは酪農や畜産を学ぶ学生を対象に、その情熱や夢を作文に綴り、学習・就農への意欲を高めようというもの。例年、秋に開催されていた「全農酪農経営体験発表会」で表彰を行っていたが、今年は大会が中止になったため、単独で表彰式を行った。
今回最優秀賞を受賞したのは、「あれから10年、このさき10年」のタイトルで共進会や北海道実習の経験などを綴った栃木県立那須拓陽高校農業経営科3年の菊地啓介さん。牛群検定の実施、施設の更新、経営規模の拡大など具体的な経営ビジョンとプランなどを細かく記した。
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(前列左から)那須拓陽高の巻島陽一先生と最優秀賞を受賞した菊地啓介さん。後列は審査員。
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全受賞者は次の通り(敬称略)。
【最優秀賞】
▽「あれから10年、これから10年」菊地啓介(栃木県立那須拓陽高校農業経営科3年)
【優秀賞】
▽「私が酪農を選んだ理由と、私の将来」徳田愛理(愛媛県立農業大学校総合農学科2年)
▽「私が目指す酪農経営」高野賢一(茨城県立水戸農業高校畜産科3年)
▽「都市の酪農を守るには」菅原礼太郎(神奈川県立相原高校畜産科学科2年)
【佳作】
▽木村奈緒(岐阜県農業大学畜産学科2)
▽松木憲一(北海道美幌農業高校農業科学科1年)
▽甲斐瞳(神奈川県立相原高校畜産科学科3年)
▽田代夏帆(神奈川県立相原高校畜産科学科2年)
▽齋藤菜穂(神奈川県立相原高校食品科学科2年)
【特別賞】
▽神奈川県立相原高校畜産部相原牛プロジェクト