(写真・右から)茂木会長・だいなお・上原美優さん
食や農、子育てや高齢者福祉など地域社会が抱えるさまざまな課題に対するJAの取り組みについて一般生活者に知ってもらおうと、「JAゴー号」が全国各地のJAを訪問してそれぞれの活動内容を情報発信していくという同企画。JAに関心がなかった人にJAの存在をアピールすることがねらいだ。
「JAゴー号」で全国を巡るのは松竹芸能所属の若手お笑いコンビの「だいなお」。1週間で1県(1〜2JA)を訪問する予定で、10月17日にJA東京むさしからスタートする。
「JAゴー号」での活動は▽地域が抱える問題解決に向けて各JAが行っている地域貢献や活性化の活動体験レポート、▽ファーマーズマーケットの取り組み紹介や手伝い、生産者とのふれあいで魅力を発信、▽イベントや街頭で体験をもとにしたPR活動だ。活動はウェブサイトやツイッター、だいなおのブログなどで紹介していく。
式に出席した茂木守JA全中会長は「JAグループが“新たな協同の創造”に向けて取り組むさまざまな活動をさらに加速させるためには消費者のさらなる理解が必要。各地のJAが地道に取り組んできた活動を発信し、これから出会う多くの人とのふれあいの姿がJA理解の大きな貢献につながると信じている」と期待を述べた。また「日本の食の良さ、JAが地域に密着した事業を展開していることなどを宣伝してほしい」とキャラバン隊の任命証を手渡し、だいなおの2人を激励した。
会場にはキャラバン応援団長としてタレントの上原美優さんも駆けつけ、これから出発を迎えるだいなおに「都会では味わえない自然や地方ならではの食材が各JAにあると思うので実感してほしい」とエールを送った。
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上:茂木会長が任命証を授与
下:「JAゴー号」の前でJAグループ全国連の役員らと旅への意欲を見せただいなおの2人