同賞は、女性の社会参画・農林漁業経営に積極的な夫婦を表彰するもの。農山漁村で男女が対等に活躍できる社会をつくることを促進しようと、平成13年に制定した。「夫と妻が互いを尊重して農林漁業を担っている」「家族経営協定を結んでいる」などの選考基準から、毎年1〜2組を表彰している。
今年の受賞者は河北善樹・とも子夫妻(三重県鈴鹿市)、吉田清二・マサ子夫妻(熊本県阿蘇市)の2組。
河北とも子さんは三重県農村女性アドバイザーや、鈴鹿市の女性認定農業者第1号として活躍している。家族で水耕ネギ、水稲を経営し、ハウスはとも子さん名義になっている。
吉田さん夫妻は無農薬米、肥育牛、農産加工所を経営し、農園の会計はすべてマサ子さんが仕切り、直売所の売り上げはマサ子さんの口座に入金されている。
表彰式は10月7日の全国女性農業者経営者会議「全国の集いinふくしま」で行う。
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